国民生活センターの結果は、効くか効かないかではない！？

市場の成長に冷や水を浴びせるのが、定期的に行われる業界バッシングだ。週刊新潮では 3 月30日号で「トクホの大嘘」とする11ページの特集を掲載していました。こうした健食批判は繰り返し行われておりますね。

批判する学者もいつもと同じ顔ぶれということもあり、業界内では冷静に受け止める企業が多いということです。

昨年末に発表された国民生活センターによる水素水などの商品テスト結果は、記憶に新しいです。

関連業界に大きなダメージを与えたこのテストは、溶存水素濃度に関する表記の仕方、行き過ぎた過大な広告に関することでした。

ですが、多くのマスコミの興味は「効くのか効かないのか」に傾いたようです。「報道後から日々、マイナス看板を背負った企業経営をしている状況」と、業界の声では企業活動に深刻な影響を及ぼしていることが伝わってきます。

 

すっかりネガティブイメージが植えつけられた水素水ですが、権威ある学術誌に有効性論文が掲載されたのは紛れもない事実です。東京都健康長寿医療センターが 6 月13日に発行した「健康長寿　新ガイドライン　エビデンスブック」は、水素業界にとっては思わぬ援軍となりました。

水素水の行き過ぎた宣伝に対し「消費者の弱みに付け込んだもの」とくぎを刺す一方で、水素水研究は各種の試験で検証されていることを紹介されていました。「パーキンソン病の研究以外にも水素水の疾患抑制作用を示した科学論文は百を優に超えており、水素水は水分補給するだけの『ただの水』ではないことは明らか」としています。

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