水素水に国が「効果なし」警告、業界が一斉反発で異例バトル「テストに疑義」「言語道断」

昨年12月に国民生活センターが発表した水素水の調査に対する水素水業界との対立は、異例のバトルを繰り広げてきたかのようにみえております。

これまでもそれらの様子を水素ニュースに掲載させていただきましたが、改めて経緯を振り返っている記事を共有させていただきます。

 

 

国民生活センターのテスト結果公表

昨年12月15日、国民生活センターは水素水へのテスト結果を公表しました。しかし、これに対し業界からは様々な異議が寄せられ、同センターのHP上に1月20日に掲載されました。下記は、寄せられた異議の一部になります。

「今回、テレビ・インターネットなどの報道では『商品テストを受けた商品は効果は無し』と受け止められるような内容となっております。水素水はただの水との認識が独り歩きしている状態だと感じられます」(富士計器)

「測定方法についての定義は確立されておらず、会社によって測定条件に違いがあります。商品テスト部は、その確立されていない定義にも係わらず商品テスト部が設定した定義により測定されていますが、実際に正しい測定方法なのでしょうか」(日省エンジニアリング)

「国民生活センターが検体として選択された製品、ひいては対象製品の企業が、直接に“風評被害”を被ることを強く懸念しております。国民生活センターに寄せられた相談、テスト依頼、との因果関係を明確にされた検体の選択をされ、再度適切な方法でテストされた上で、報道発表されることを、本『意見書』にて依頼させて頂きます」(ビクトリージャパン)

参考:ビジネスジャーナル 全文はこちら>>