国民生活センターの調査について

水素分子の摂取を目的とした水素水

この度、水素水に関する調査結果を発表した国民生活センターの調査結果について、水素研究の第一人者である太田成男教授がご自身の見解を述べておりますので、軽く共有させていただきます。

国民生活センターの調査の中で行われた事業者へのアンケート調査結果をみて、太田成男教授が自身の見解を述べられました。事業者へのアンケートでは、水素水の飲用により期待できる効果を尋ねたところ、15社(3社は無回答)中、11社が「水分補給」と回答したということでした。

これに対して、太田成男教授は、「水素水は、水素を溶かした水」であると述べております。
砂糖を溶かした水は砂糖水、砂糖水が甘いのは水が甘くなったからではなく、溶けた砂糖が甘いのと同じように、水素水は、水素を溶かした水のはずであって、「ただの水」ではないということです。

太田成男教授は、事業者の回答について、法律的な問題から「水素水の効果効能は現在標榜できない」との思いから、水分補給と回答したのだと一定の理解は示しておりました。ですが、太田成男教授は、水素水飲用の目的は、下記であるとの見解を示しております。

「水素水は分子状水素が入った水です。分子状水素の摂取を目的としています。分子状水素の効果効能は標榜できないため、『期待できる効果』については現段階では回答できません。」