ローズの香りをまとった生活で、魅力がアップ!?

 

公益社団法人 日本アロマ環境協会(略称:AEAJ)の実験により、ローズ精油の香りをまとった生活を続けると、第三者からの印象がアップすることがわかりました。

バラの花の香りには、ストレスを和らげたり、肌を整える作用があると伝えられており、古くから美容や健康のために活用されてきた歴史があります。今回、ローズ精油の香りをまとった生活を続けると、心身にどのような変化が現れるのかを検証する実験が行われました。

実験概要

●対象:18歳~22歳の女子大学生18名

●精油:ローズオットー精油(水蒸気蒸留法)

●測定方法:対象者を2つのグループに分け、片方のグループはローズオットー精油を垂らしたシールを襟元に付けて過ごす。もう片方のグループは、精油の代わりに水を垂らしたシールを付けて過ごす。一ヶ月後、第三者に実験前と後の顔写真(被験者全員分)をどちらかわからないように見せ、該当する写真を選択してもらう。

●評価項目:VAS…視覚的評価スケール NTI-Ⅱ…対人的行動特性検査 新版STAI…不安尺度

・第三者(平均年齢18.6歳の学生男女20名)による印象評価(VAS※)

・本人の実感(VAS ※ 、NTI-Ⅱ※、新版STAI ※ )

実験結果

実験の結果、水をつけて過ごしたグループでは、第三者による顔印象の評価について実験前後に差が見られなかった。それにに対し、ローズオットー精油をまとって過ごしたグループについては実験後が良いと答えた割合が高くなりました。

また、ローズオットー精油をまとって過ごしたグループは、被験者本人の実感としての肌の潤い、ハリもアップしました(VAS)。

 

実験結果詳細

全体的な顔印象のほか、「美しさ」や「優しさ」「セクシー」「話したい」など13の項目についても第三者の評価(VAS)を行いました。その結果、全ての項目においてローズオットー精油を付けていたグループの実験後の評価が高くなりました。

また、ローズオットー精油をまとって過ごしたグループの被験者本人の内面的な実感においても、実験後は人のために行動したり、相手が喜ぶことを第一に考えたりする気持ちが高まることが確認されました(NTI-Ⅱ)。

世界初!AEAJによる実験

2017年10月16日 18時00分

公益社団法人 日本アロマ環境協会

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