水素水の効能 – 論文に裏付けられた科学的根拠①

「科学的根拠(=エビデンス)はないのか」というお声をいただくことが多くなりました。弊社ではレンタルを行っているため、ご本人様の体感が一番のエビデンスであると考えております。それでも体のことなので、心配になる方も多いのではないでしょうか。

水素水の効能研究は、28の医学分野、135の具体的な疾患に対して行われています。ここでは、これまでの研究成果の中から私たちの生活や健康と関わりの深いもの、注目度の高いものを抜粋しているため身近に感じていただけるのではないかと考えております。

臨床試験・動物実験・細胞実験という3つに分けて解説しており、今回は、「ヒト」を対象に行った臨床試験を中心にみていきたいと思います。

水素水の主要な臨床試験結果(*プラセボを排除した二重盲検法のみを抜粋)

疲労と睡眠の質について

健康な被験者26人に対する試験で、0.8ppm〜1.2ppmの水素水を1日600ml、毎日4週間飲み続けてもらうことで、「ピッツバー

グ睡眠質問票(PSQI)のスコア改善」と「疲労度計(疲れを数値化し定量的に測る装置)の数値改善」という結果が得られています。

「疲れにくくなった」「寝起きがよくなった」といった口コミベースの体験談は、市販水素水を飲む多くの方が実感している効果の一つであり、この結果はそうした体験談を科学的に裏付ける根拠の一つとなり得ます。

筋肉疲労について

若いアスリート(サッカー選手)10人に対する試験で、1.0ppmの水素水を1.5リットル、運動前後に飲んでもらうことで、「筋肉疲労の軽減」「筋持久力の向上」などの結果が得られています。

一流のアスリートが水分補給に水素水を用いていることを、雑誌やテレビで見聞きした方もいらっしゃるかと思います。
彼らが水素水を取り入れている背景には、こうしたデータに裏付けられた効能を期待しているからです。

Ⅱ型糖尿病について

インスリン抵抗性の症状を呈する2型糖尿病患者30人に対する試験で、1.2ppmの水素水を毎日1リットル、8週間飲み続けてもらうことで、「血中LDLコレステロール濃度の改善」「糖質・脂質代謝の改善」「インスリン抵抗性の改善」などの結果が得られています。

水素水を飲まれた方の体験談の一つに「水素水を飲んで糖尿病が良くなった」というのがあります。この研究結果はそうした体験談を裏付ける科学的根拠の一つとなり得ます。

その他の臨床試験はこちら

 

水素ブームの火付け役

 

2007年、太田成男先生(日本医科大学)が、世界的権威を持つ学術雑誌「Nature Medicine」に水素の医学的効能を実証した論文を発表されました。この論文がきっかけとなり、水素が注目を集めるようになりました。

この論文を皮切りに、水素の効能を検証する研究が盛んに行われ、これまで発表された論文総数は300本以上、今もなお年数十本のペースで新しい論文が発表されているようです。

水素水の効能は、信頼できる科学的根拠(=エビデンス)に基づきあらゆる分野で検討されてきています。